避妊用ピルの有効成分と効能

カプセル錠が乗っている沢山のスプーン

意図しない妊娠を避けるための方法としては、昔からいくつもの種類のものが開発されてきましたが、そのようななかでも、女性が主体的な取り組むことができるものとしては、避妊用ピルの服用が挙げられます。
避妊用のピルは、1960年代のアメリカで誕生したものですが、わが国ではかなり遅れて、避妊の効能をもつ医薬品としての承認を受けたのは1999年のことになります。
避妊用ピルの成分としては、卵胞ホルモンと黄体ホルモンという、ふたつの女性ホルモンがありますが、こうした成分が体内に摂り込まれると、自然に妊娠をしたときの初期の段階と同じ状態がつくりだされるため、排卵が止まるなどして、妊娠しないようになるという効能が発揮されるのです。
また、女性ホルモンが成分であるということは、過度のストレスなどのなんらかの原因によって、体内における女性ホルモンの量のバランスを崩してしまっている女性に対しては、外から一定のきまった量のホルモンを補充するということにもつながるものです。
そのため、避妊というのが表向きの効能ではありますが、月経前症候群や月経困難症などを解消するという目的でも使用されることがあります。

この避妊用ピルは、月経の周期にしたがって、毎日1回だけ、できるだけ決まった時間に1錠ずつを服用するというのが、基本的な使用方法となっており、ただしく服用することができれば、ほぼ100パーセントに近い確率で、避妊の効能を発揮させることができます。
ピルを服用しているのに避妊に失敗してしまったというケースのほとんどは、毎日服用するという原則を破り、途中で服用し忘れてしまったとか、服用後に嘔吐したため、有効成分が体内に必要量だけ摂り込むことができなかったというものです。

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